スタッフボイス

2005年3月17日

暑さ寒さも彼岸まで・・野に山に春の色が濃くなり、季節も自然も春のゴール目前のところまでやって来ています。 今日は彼岸の入りですね(^^)♪ 幼いころ、お彼岸になると、いつも田舎のおばあちゃんが大きな大きなぼた餅(おはぎ)を作ってくれました。私の小さい口には大き過ぎて、顔も手もあんこだらけになってしまうのですが、おばあちゃんが優しくあんこを拭いとってくれたのをよく覚えています(^^ゞ ところで、ぼた餅とおはぎの違いをご存知ですか? ぼた餅は「牡丹餅」、おはぎは「御萩」。牡丹の花は春に咲きますので春は牡丹餅、そして萩の花が咲く秋は御萩餅(又は萩の餅)といいます。 さらに花のイメージとして、ぼた餅はこしあんで、おはぎは粒あんで作るんだそうですよ。 こういう風習一つをとってみても、昔の人たちは、季節や自然をとても大切にしてきたということが改めてよく分かりますよね。ところが現代では、多くの自然が失われた他に、毎日が忙し過ぎるせいなんでしょうか、日々の暮らしの中から、だんだんと季節や自然を慈しむ心が失われつつあるように思います。 私たちは、移りゆく季節の中で自然の恩恵を受けているからこそ、そしてご先祖様がいて下さるからこそ、今ここにある命をありがたく感謝しなくてはいけませんよね。 今日は春雨ですが、天気予報によると、この週末はお天気に恵まれるそうです。 春らしいきれいなお花とぼた餅を持ってお墓参りにお出掛けしてみてはいかがでしょうか?あたたかくやわらかい日差しのもと、春のお花や野草を愛で、ご先祖さまに手を合わせて感謝の気持ちを伝える休日も良いものですよね。 そう言う私はお墓参りよりもぼた餅の方が興味津々ですが・・(f^_^; 
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