今日はおひな祭りですね☆(^^)☆
先週、NHKの特集でおひな様の特集をやっていました。その時に、伊豆地方にある稲取という地区限定の伝統工芸である「吊し雛(つるしびな)」というおひな飾りが取り上げられていました。正式名称は「雛のつるし飾り」というのだそうです。
一つ一つを手縫いで作り上げた手のひらに入るほどの小さな桃やお花、鯛やウサギさんなどをかたどった温かく懐かしいつるし飾りは、とっっても愛らしいものでした!!この風習は、江戸時代の後期ごろを発端とした稲取地区のひな節句のお祝いの一環だそうで、その当時は「つるし雛」として、そして近年では「雛のつるし飾り」として当地に住む先人達によって、手作りの愛の形として又、なごみ深く懐かしい地元の女性の和裁細工として粛々と現在に至るまで受け継がれて来たのだそうですよ☆
江戸時代、おひな飾りを購入できるような裕福な家庭はまれで、せめておひな飾りの代わりに、愛する子供や孫の為に手作りのおひな飾りで初節句を祝ってあげたいという、切ない親心から生まれただなんて、子や孫を思う愛情はいつの時代もかわらないものなんですね。
もし今後、機会がございましたら、この温かさあふれる「つるし雛」をぜひ一度、 ご覧になってみて下さいね☆
久しぶりにとても温かく懐かしい気持ちに浸れた素敵な番組でした・・♪