秋も深まり、10月もいよいよ終わりに近づいてきました。
二十四節季でいう「霜降(そうこう)」は今月の23日でした。霜降とは、秋も深まって霜が降りるころだという意味です。
まだまだ関西では、霜が降りるのは見られませんが、朝夕の冷え込みには秋の深まりを十分に実感させられますよね。
「秋の日はつるべ落とし」とよく言いますし、日脚がどんどんと短くなってきていて、5時ごろにはもう殆ど真っ暗になっています。
そのぶん、夜が長くなるわけですが、今現在のようにどこでも電気の明かりが灯せるような時代ではなかった昔の人々は、本当に夜が長く感じられたことでしょうね。
「秋の夜長」もまた美しい響きの日本語ですが、ゆったり、そしてしっとりとした静かなひと時のように思います。
少し長めの小説や文集を読んだり、お気に入りの音楽を聴いたり、ちびちびとお酒を飲んだり、そして自分をみつめ直したりもして。。。
秋の夜長は時代を超え、いつもそんな静かなひと時が似合うものですよね☆★☆
あと少しで冬がやって来ます。残り少ない秋の夜長をどうぞ有意義に、そしてゆったりとお過ごしください・・☆