レベルの高い治療を受けていただけるように、スタッフ全員が研修につとめ、機器のデジタル化をはじめ最先端の設備を導入しております。
ですが、矯正治療とは本当はアナログ的な物で、よりよい治療を受けていただくためには、患者さんとのコミュニケーションが何よりも大切であると痛感しております。こちらからの治療や提案が一方通行にならないために、初診相談時・診断時・治療期間中を通して、出来るだけ患者さんの「声」を聞きたい、また患者さんが質問しやすい心を開きやすいクリニックでありたいと努めております。
成長期のお子さまには、非抜歯での矯正治療をお勧めすることが多くございます。ただし、非抜歯での矯正治療には、患者さんの協力無くしては成り立ちません。また、お子さま、成人の方に共通ですが、「抜歯」による治療の方が、より良い結果を得ることが出来ると予想される場合には、その点についても十分にご説明したいと考えております。
抜歯による矯正治療例
非抜歯による矯正治療例
お子さまで使用する装置等につきましては、「固定式」タイプ・「取り外し式」タイプ・「家でだけ使う」タイプ、種々ございますが、患者さんの年令、患者さんのお口の中の状態に配慮し、相談の上で装置を決めたいと思います。患者さん本人の意思に反する装置は使用いたしません。
永久歯列での矯正装置についても「透明な装置」・「裏側からの装置」など、各種選択いただけます。「裏側からの見えない装置」での治療させていただいた患者さんも多数になり、どの装置を選択していただいても、納得いただける治療を提供することができます。
「固定式」装置の例
「取り外し式」装置の例
矯正治療を行う課程で、複数の装置を効率よく同時に使用することにより、患者さんの違和感や痛みといった負担は増えますが、治療期間を短縮出来る場合があります。「出来るだけ早く終わりたい」方と「出来るだけ負担を少なく治療したい方」の声にも答えたいと思います。
装置の説明、治療期間を含めた内容は、一度説明を聞いてもなかなか憶えられません。
当院では可能な限り文章にしてお渡しします。装置の説明書も、全てスタッフ手作りです。
いずれもが、患者さんとの綿密な相談の上に成り立つことであり、矯正治療に対して十分な設備と技術が整った専門医で治療を受ける安心をお届けいたします。
口腔内 専用の機器
装置、装着前後の歯磨き指導はもちろんのこと、治療期間を通じて患者さんと共に大切な歯を守ります。これを機会に、自分の歯の大切さを知っていただきたいと願っております。当院では、矯正装置に使用する材料もフッ素配合の物を使用し、ブラッシングの不足をおぎなう他に、フッ素塗布やフッ化物局所応用などによる虫歯予防にも力を入れております。来院時にはお口の中のチェックをし、専用の器具で汚れを落とします。(専門用語でPMTC・プロフェッショナルティースクリーニングといいます)特にプロフィジェット(圧縮した空気で細かい粉を吹きかけ、歯を痛めずに表面の着色や汚れを落とします)という専門の機器を使用することにより、今までは難しいとされた、装置装着中の歯の着色や汚れを完全に落とします。
爽快ですよ。
当院では、衛生面では格別に力を入れております。矯正用器具を含めたすべての器具を通常の高圧滅菌よりも更に滅菌効果のあるガス滅菌機にて滅菌しているほか、コップやトレーなどについても、ディスポーザブル用品を使用しております。また、お口の中に入るワイヤーも一本一本、滅菌パックに入っているものを使用しておりますので、とても衛生的です。
診療スペースは、基本的に、各クリニックとも個室タイプになっており、患者さんのプライバシーに配慮いたしております。堺クリニックでは、明るさを第一に考え、各チェア間に半仕切りを設置することで、個室タイプでありながらもオープンなゆとりある空間に仕上げております。お母さまが治療を受けていただく時でも、お子さまもご一緒に入っていただけますのでお子さま連れの患者さんも安心して治療を受けていただけます。もちろん、待合室にはキッズ用のおもちゃを用意いたしておりますし、お子さま向けのDVDも常時、上映いたしておりますので、退屈することなくお待ちいただけるかと思います。
当院では、矯正歯科専門の診療所にふさわしいデジタル機器をそろえ、全ての検査結果をデジタル化しております。各診療チェアー、受付、診療室などがネットワークでオンライン化されており、全ての患者さんのデータを瞬時に呼び出すことができます。検査結果、診療方針などをよりビジュアルに確認していただき、患者さんには、より治療に対するご理解を深めていただけるかと思います。もちろん、堺クリニックと千里クリニック間でも、オンライン化されてつながっておりますよ~。
些細なことですが、ご希望の方には前日にメールで予約をお知らせ致します。
予約日にきちんと来院いただく事、これも「矯正治療」を順調に進め、有効に治療期間を過ごす為に重要であると思います。(私も、時々、自分の予定を忘れたりしますので)