矯正治療をお考えの患者さんへ
2025年3月には開院30周年を迎えます。沢山の患者さんに来院していただけたことは、何よりの財産であったと本当に感謝しております。
ただし、矯正治療は、すべての症例に対応できるほど万能ではありません。矯正治療だけでは治療が完結しない場合もでてきます。また、矯正治療よりも一般歯科治療(補綴、インプラントなど)の選択肢もあって然るべきだと思います。ただ、矯正治療の技術を正しく応用することで、多くの方の、歯並びや笑ったときのコンプレックスを解消することが可能だと考えております。矯正歯科という一歯科分野ですが、ご相談いただければ、お役に立てることもあると思います。
設備機器がデジタル化された今日でも、医療は本来アナログ的なもので、より良い治療を受けていただくためには、 患者さんとのコミュニケーションが何よりも大切であると感じております。 こちらからの治療や提案が一方通行にならないために、初診相談時・診断時・治療期間中を通して出来るだけ患者さんの「声」を聞けるよう、そして、患者さんが質問しやすく心を開きやすいクリ ニックであるよう努めております。
また、矯正治療は患者さんにとっても、矯正医にとっても決して安易なものではありませんが、 「矯正治療はしんどかったが、月に1回、あの診療所に通うのは楽しかったなあ」と矯正治療を 受けていただいたことか良い思い出になるようなクリニックでありたいと思っております。
ほてい矯正歯科クリニックについて
ほてい矯正⻭科クリニックは、皆さまが楽しく通院できる矯正⻭科専門クリニックであるためにスタッフ一同、心がけております。⻭並びの矯正に関するご相談は、お任せ下さい。
私たちが責任を持って歯列矯正いたします。
表から見えない矯正治療装置や非抜歯で治療する方法など何でもご相談ください。
矯正治療は患者さんにとっても、矯正医にとっても安易なものではありませんが、「矯正治療はしんどかったが、月に1回、あの診療所に通うのは楽しかったなあ」と矯正治療を受けていただいたことが良い思い出になるような治療(と雰囲気)を目指しております。
医師・スタッフのご紹介
矯正歯科治療にはリスクや副作用が伴います
(日本矯正歯科学会案内より)
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。