ID:101
叢生(乱ぐい歯)
前歯部不正(交叉咬合など)
上下の歯のデコボコを主訴に来院された中学三年生の患者さんです。上下顎の前歯の角度も良好であったので、デーモンシステムで非抜歯での治療を開始いたしました。配列後、患者さんと相談したところ治療開始時より、「口元が出た感じ」が気になるとのことで、抜歯治療に切り替え、上下顎小臼歯後、矯正治療を継続いたしました。その結果、患者さんも満足できる結果であったと考えております。
非抜歯での配列を確認した後に再診断できたことで、患者さんの希望が明確になり、抜歯処置をより納得して受けていただけたと思っております。デーモンシステムを用いた矯正治療の場合、従来の矯正装置よりも非抜歯での配列の可能性が高まります。そのため、この症例のように非抜歯での配列後に再診断といった事も一法かと考えております。非抜歯での配列に納得いただければ、そのまま矯正治療を終了いたしますし、もしご不満があれば、抜歯など、他の方針に切り替えることが可能です。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
4年7ヵ月
48回
基本料金:660,000円 調節料:5,000円/回
記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。
現在の費用は治療費のご案内でご確認くださいませ。
歯列矯正を始めるに当たって、以下のリスクと副作用があることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました。