40代以上
私も、dr.裕美もdr.柴口も全員がアラフィフ(around fifty)になってしまいました。37歳で開業しましたが、その頃は、自分より年上の40〜50代の方に、なかなか矯正治療をお勧めすることができませんでした。もちろん、この15年で矯正治療の進歩と発達という側面は見逃せませんが、私自身の40〜50代の方への気持ちの持ちようが大きく変化しました。自分も年齢を重ね、仕事も熱意をもって取り組みたいし、自分の外見も気になります。また、食事も楽しみたいですし、おしゃれにも気遣いしたいです。まだまだ第二の人生ではありません。まさに第一の人生、まっしぐらと言ったところでしょうか。その為に、もし、お口の中の状態、歯並びが気になるなら矯正治療をお勧めします、勇気を持って、相談にお越し下さい。お口の中が健康な状態なら、50代の方でも矯正治療は十分に可能です。
症例
- 【下顎前突(受け口)】
-
- 【上顎前突(出っ歯)】
-
- 【過蓋咬合(深いかみ合わせ)】
-
- 【前歯部不正(交叉咬合など)】
-
副作用・リスクの項目
歯列矯正を始めるに当たって、以下のリスクと副作用があることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました。
- ①後戻り
- 歯並びを治しても、後戻りが生じる場合があります。
- ②失活
- 歯は生きていますが、何らかの原因によって歯が死ぬことがあり、黒く変色してしまいます。
- ③虫歯・歯周病
- 虫歯・歯周病ともに細菌による感染症です。矯正装置のせいで、これらに罹患しやすくなります。
- ④歯の根が短くなることがある(歯根吸収)
- 歯の根が短くなることがあります。
- ⑤ブラックトライアングル
- 歯と歯の間の歯肉が下がり、歯間が黒い三角形に見えることがあります。
- ⑥歯肉退縮
- 歯の移動とともに歯を支えている骨が壊れてしまうことがあります。そのせいで、表面を覆っている歯肉が下がって歯根の一部が露出したり、歯肉が裂けたように見えたりします。
- ⑦顎関節症
- 矯正治療中、「アゴが鳴る」、「アゴが痛い」、「口が開きにくい」といった症状(顎関節症の3大症状)が出てしまう場合があります。
- ⑧過成長
- 成長期の受け口の患者さんの場合、下顎の成長を抑えられないことがあります。
- ⑨金属アレルギー
- 矯正装置には様々な金属が使用されています。体質によっては、金属アレルギーを起こす場合があります。
別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。