ID:109
下顎前突(受け口)
受け口を主訴に来院された小学校1年生の女子です。リンガルアーチとチンキャップを用いて前歯部の被蓋改善から開始いたしました。その後は特に大きな歯列不正も無く、エッジワイズ治療は行わず、前期治療のみで終了しております。
受け口のお子さんの場合、咬み合わせが成長とともに悪化することが懸念され放置できないため、どうしても治療開始が早くなってしまいます。また、前歯の咬み合わせが治った後も、全身成長に伴って受け口が再発する可能性があり、治療が長期に及んでしまいます。
この患者さんも、使用した装置は少ないのですが、最終的には1年に2~3度の来院で、中学2年生まで診せていただきました。長期の通院、ご苦労様でした。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
7年6ヵ月
35回
基本料金:240,000円 調節料:5,000円/回
記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。
現在の費用は治療費のご案内でご確認くださいませ。
歯列矯正を始めるに当たって、以下のリスクと副作用があることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました。