ID:314
その他
叢生(乱ぐい歯)
過蓋咬合(深いかみ合わせ)
先天性左側唇顎裂の5歳の男子で関連病院からの紹介で来院されました。左側歯列の狭窄を認め、左側交叉咬合の状態でした。上顎前歯の萌出後に前歯部反対咬合を認めたためリンガルアーチによる前歯部被蓋改善より開始しました。上下前歯のかみ合わせが深く下顎前歯が上顎前歯をロックしている状態でしたので下顎に咬合挙上床で上下のかみ合わせをあげながら上顎前歯を唇側傾斜させました。その後拡大床を用いて上顎の側方拡大を行いました。永久歯交換後にデーモンシステムを用い非抜歯で良好な結果を得ることができました。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
10年5ヵ月
95回
保険適用
記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。
現在の費用は治療費のご案内でご確認くださいませ。
歯列矯正を始めるに当たって、以下のリスクと副作用があることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました。